【SNSやめた】人間関係のモヤモヤが減り、心と時間にゆとりが生まれた

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SNS、なんだか疲れる。
誰かの投稿にモヤモヤしたり、自分の投稿に反応がないと落ち込んだり。
私はそんなふうに感じていたひとりです。

「なんで見てるんだろう?」「これ、本当に必要?」
そう思いながらも、なんとなくSNSを開いてしまう日々を過ごしていました。

そんな私がSNS(主にInstagram)をやめて、5年ほど経ちました。
結果的に、心も時間も人間関係もすっきりと整って、ずっと楽になったと感じています。

この記事では、SNSをやめた理由と、やめてから得られた変化について正直に綴ってみたいと思います。

なぜSNSをやめたのか

SNSをやめた一番の理由は、人と比べることに疲れてしまったからです。

充実した生活を投稿している人を見ては、羨ましくなる。
仲が良いと思っていた友人が、別の人と「親友」みたいな投稿をしていて距離を感じた。
自分の投稿には反応が少なく、寂しさを感じることがあった。
特に連絡も取らない人と繋がっている意味がわからなくなった。

SNSを開くたびに気持ちがザワザワして、「なんで見てるんだろう?」と疑問を感じるようになりました。
次第に、これって本当に自分に必要なものなのかなと考えるようになったんです。

SNSをやめて得られたメリット

本当に関わりたい人との関係だけが残る

SNSをやめてから、一番感じたのは、自分にとって大切な人との関係だけが残ったことでした。

関わりたい人とはLINEで連絡を取れば十分ですし、会いたいと思った友達には5年ぶりでも自分から会いに行けました。
一方で、もう会うこともない人の近況を知る必要も、こちらの近況を知らせる必要もないと気づきました。

SNSがなくても人間関係は成り立つ

SNSで繋がっていると、あたかもその人のことを知っている気になってしまいます。
でも、実際には会っていないし、話してもいない。
本当に会いたい人には、自分から連絡すればいいし、向こうから来なければそれまでの関係。
その割り切りができるようになって、心が軽くなりました。

SNSをやめて変わったこと

人に影響されにくくなった

SNSを見ていると、他人の考えや価値観に引っ張られてしまうことがあります。
でも、やめたことで「自分はこう思う」という軸を持てるようになりました。

無駄な時間が減った

SNSに使っていた時間が空いたことで、そのぶん本を読んだり、自分の好きなことに集中できるようになりました。
「いいねを返さなきゃ」「ストーリーに足跡がつくのが気まずい」といった見えないストレスからも解放され、気持ちがとても楽になりました。

さらに、SNSはユーザーが長く使うように設計されています。
終わりのないタイムライン、次々出てくるおすすめ投稿やストーリー、通知機能。
気づけば何十分も見ていた…という経験、きっと誰にでもあるはずです。

そのうえ、広告やインフルエンサーの投稿を通じて購買意欲を刺激され、「別に必要なかったのに買っちゃった…」ということも起きがち。
そうした“無意識の消耗”から離れたことで、私は自分の時間とお金をより大切に使えるようになりました。

SNSをやめて困ったことは?

話題についていけないときがある

SNSの話題についていけないこともありますが、「やってないからわからない、なにそれ?」と聞けば教えてもらえます。
案外、SNSをやめている人は周りにも多くて、共感されることのほうが多いです。
リアルで話す話題として盛り上がることもあります。

情報収集は専用アカウントで

ライフハックやニュースなどの情報は、友人をフォローしない情報収集用アカウントでカバーしています。
「見るものを選ぶ」という意識を持てるようになったのも、大きな変化でした。

SNSをやめたい人へ伝えたいこと

やめたいけど、なんとなくやめられない。
そんな気持ち、すごくよくわかります。私もそうでした。

でも、実際にやめてみたら、特に困ることは何もありませんでした。
むしろ思っていたよりずっと自由で、心に余裕ができました。

疲れたな、しんどいなと感じているなら、
一度思い切ってSNSから距離を取ってみるのもおすすめです。
やめてみると、スッキリした自分に出会えるかもしれません。

SNSとの付き合い方を見直したい人におすすめの本

SNSやスマホとの距離感についてもっと知りたい方には、アンデシュ・ハンセン著『スマホ脳』がおすすめです。

なぜSNSを見ると疲れるのか?
集中力が続かないのはなぜか?
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